会設置の背景
かつて徳島に大きな利益と社会的影響をもたらした徳島産の天然青色染料「阿波藍」は、インド藍の輸入の増加や化学染料の登場・普及等により、明治36年をピークにその生産量が急減し、現在では5軒の藍師(製藍事業者)を中心に、少数の新規参入者が生産するのみとなりました。こうした中、農家の高齢化や転業等により、「阿波藍」の原料となるタデ藍の生産量が減少する状況が続いています。原料の生産量減少は「阿波藍」の確保を難しくすることから、「阿波藍」を使って染色する事業者・作家等の活動にも影響を及ぼしているのです。
消失の危機を乗り越え、昔ながらの日本の青色を現代にまで受け継いだ「阿波藍」の存在は、日本の藍文化の根幹とも解せます。日本の藍文化の維持・継承と産業としてのさらなる発展に向け、先に挙げたような藍産業特有の諸問題を解決するための体制づくりと実際的行動が必要であることから、本会ではこれらに対応できるよう活動しています。
会の概要
名 称 藍の会
メール ai-no-kai [アットマーク] awa-ai.com
代表理事 古庄 美智子
日本の藍の文化・産業の振興を行うとともに、製藍・染色等技術の継承・発展に寄与することを目的とし、その目的を達成するために次の事業を行います。
- 藍関連品 (原材料を含む)の生産、加工、販売、購買、保管、運送、検査、受注ならびに宣伝の推進
- 藍に関する研究開発
- 藍に関する企画・商品の開発およびその需要の開拓
- 藍の表示・認証にかかる制度の運用
- 天災等発生後、事業継続が困難な正会員等に対する一時的措置・協力の実施
- 前各号に附帯又は関連する事業